広報誌vol.21を発行いたしました
vol.21が発行のはこびとなりました。
サイエンスコミュニケータだより vol.21 内容
●サイエンスコミュニケータの声
「昆虫の栄養源としての可能性を伝えたい」
瀧田 燿平 さん(18期修了生)
●サイエンスコミュニケータの目
[エッセイ]科学と疑似科学の境界線で
――オブジェクトの紡ぐナラティブを傾聴する
棚橋沙由理 さん(12期修了生)
【こちら】より、どうぞご一読ください。
科博SCA(国立科学博物館サイエンスコミュニケータ・アソシエーション)のblogです
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2026年2月11日(水・祝)に,国立科学博物館にて,シンポジウム「食品の健康機能とサイエンスコミュニケーション ~研究室からパッケージまで~」を開催しました!
当日は,足元の悪い中にもかかわらず,30名ほどの方にご参加いただきました.
今回のシンポジウムでは,登壇者に藤野奈津子さま(ネスレ日本株式会社 食品法規部/食品表示検定協会 理事)と石川千秋さま(農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門)をお迎えし,機能性表示食品に関する話題を中心にお話しいただきました.
はじめに食品を「製造・販売する」立場である藤野さまから,食品表示に関する法律の概要、食品の健康表示の分類や食品に記載された表示の読み解き方などについてのお話をいただきました.機能性表示食品で謳われている効果がどのような情報を根拠としているのかは,こちらから調べられるそうです.ご興味のある方は,ぜひご覧になってみてください!
続いて食品の機能性 を「研究する」立場である石川さまから,機能性の根拠となる 研究の進め方や,生鮮農産物の機能性表示届出のための研究開発といった内容について,実例も含めてご説明いただきました.参加者の方々も普段は聞けない話に熱心に耳を傾けているようでした.
その後はトークセッションとして,事前に参加者の方々からお寄せいただいた質問も含めたさまざまな疑問に対し,登壇者のお二人にお答えいただきました.主題である食品の機能性表示に関するお話だけでなく,お二人のキャリアに関する内容などさまざまなお話を伺うことができ,大変勉強になりました.
登壇者のお二人からのお話が尽きない中,残念ながら終了時刻となり,本シンポジウムは盛況のうちに幕を閉じました.今回のシンポジウムを通して,身近な食品表示は,消費者の方にさまざまな情報を伝えるために工夫された,重要なサイエンスコミュニケーションの場であると改めて実感しました.このシンポジウムは多くの方々にとって,食品表示の受け取り方を見つめなおすきっかけになったことと思います.
ご登壇いただいた藤野さま,石川さま,そしてお越しいただいたみなさま,誠にありがとうございました!
科博SCAが主催するイベントのお知らせです!
「機能性表示食品」、「特定保健用食品」など、お店でもよく見かけますが、特別な食品だと誰がどうやって決めているのでしょう? 研究機関、食品企業に勤める方々にその舞台裏についてお聞きします。科学で決める「体によい」とは? 「体によい」ことを宣伝するためのルールとは? 身近な食品の世界を科学の視点でのぞいてみませんか?
【企画名称】シンポジウム「食品の健康機能とサイエンスコミュニケーション ~研究室からパッケージまで~」
【主 催】国立科学博物館サイエンスコミュニケータ・アソシエーション (科博SCA) 食品とサイエンスコミュニケーションWG
独立行政法人 国立科学博物館
【講 師】石川千秋(農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門)
藤野奈津子(ネスレ日本株式会社 食品法規部, 食品表示検定協会 理事)
【日 時】2026年2月11日 13:00-14:30(開場:12:30)
【会 場】国立科学博物館 日本館 2階講堂 (予定)
【対 象】一般
【料 金】無料(別途国立科学博物館の入館料が必要です)
【定 員】100名(先着順)
【申込】Peatixでお申し込みください。(締め切り2026年2月6日 23:59)
https://kahakusca20260211.peatix.com/
総会のあとに実施した「活動報告ライトニングトーク」では、有志が自身の行っているサイエンスコミュニケーション活動についてショートプレゼン!
その後の交流会では、参加者がブースを回り、先ほどプレゼンを行ったメンバーの活動について詳しく話を聞いたり、参加者どうしで近況を報告し合ったりする様子が見られました。
また科博SCAでは、毎年の総会にあわせて特別企画を実施しています。
今年の特別企画では、2023~2025年が「プラネタリウム100周年」として記念されていることにちなみ、SCAの会員である松井瀬奈さんに「プラネタリウム100周年:ドイツでの生誕から最新の活用例まで」というタイトルで講演いただきました!
松井さんは、名古屋大学大学院理学研究科の博士課程に所属し、私たちの住む「天の川銀河」の進化に迫る研究を行う傍ら、期間限定で名古屋市科学館の天文学芸員(育休代替)を務めるなど、天文教育の普及活動にも取り組んでいます。
そして何といっても、松井さんは世界のプラネタリウムで年間100回以上もの投影を鑑賞している“プラネタリウムオタク”。
なんと昨年には、プラネタリウムの生誕地であるドイツへ半年間「プラネタリウム留学」したそうです。
今回の講演では、20世紀初頭から始まり、1925年にドイツ博物館での公開に至るまでのプラネタリウム開発の歩みと、現代のプラネタリウム活用事例までを熱意たっぷりに語ってくださいました。
ちなみに、日本にプラネタリウムが初上陸したのは1937年。初めて設置されたのは大阪市立電気科学館(現・大阪市立科学館)とのこと。
なんと日本は全国に300館ものプラネタリウムを有する「プラネタリウム大国」だそうです。みなさんはご存じでしたか?
自身のエピソードや興味深い知識を交えて語る松井さんの講演に、参加者も夢中になって耳を傾けていました!
今年の総会も、盛況のうちに幕を閉じました。
科博SCAでは、今年度以降もいろいろな活動を行っていきます。
その様子や会員の活躍は今後このブログでもお知らせしていきますので、ぜひお楽しみに!
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