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科博SCAblog

科博SCA(国立科学博物館サイエンスコミュニケータ・アソシエーション)のblogです

開催報告:ちがいがわかると世界がかわる!? ~図鑑づくりで「見る目」を育てよう~

SCA会員によるイベント開催報告のご紹介です。
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イベント名:ちがいがわかると世界がかわる!? ~図鑑づくりで「見る目」を育てよう~
開催日:2019年12月7日
開催場所:国立科学博物館
 
【主催者より一言】
国立科学博物館 植物研究部 菌類・藻類研究グループ研究主幹の辻 彰洋先生をゲストに招き、珪藻の分類をテーマにした親子向けイベントを行いました。本イベントでは、研究者が実際に行なっている、珪藻の顕微鏡写真を用いた分類体験を行いました。また、分類した珪藻でオリジナルの図鑑を作ることで、身近なものの分類や違いを意識するきっかけになることを狙いました。
 参加した親子はそれぞれ異なる珪藻を分類し、自分の作業に集中していました。先生の話をもとに珪藻を分類していく子ども達の様子は、まさに研究者のようでした。
 イベント前は、珪藻の知名度は低いと考えていましたが、応募数の多さから興味を持つ人がたくさんいることを感じました。今後さらに多くの人に珪藻や分類の面白さを伝えるための活動を行なっていきたいと考えています。
 
執筆:水谷 穂波(SC講座 14期修了)
※本イベントは国立科学博物館 サイエンスコミュニケータ養成実践講座のプログラムの一部として実施されました。
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【ご紹介】4コマ漫画:ウイルスはヒトの体で何をしているの?

緊急事態宣言が解除されましたが、予断を許さない日々が続いています。
新しい生活様式の中で、どのようにコロナウィルスと共存していったらよいのかまだまだ手探りな状態です。

この度、科博SCAからサイエンスマンガWGという有志のチームが立ち上がりました。
今この状況下で、世の中に出ているウイルスの情報を読み解く際の手助けとなるようなものを提供できないかと考えたためです。少しでもサイエンスコミュニケーションができることがないか、これからも模索してまいります。


【4コマ漫画】ウイルスはヒトの体で何をしているの?



covid-19に関して科博SCA会員からの情報発信


新型コロナウイルスによる影響が続く日々です。

まずは、感染により亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表します。
また、感染し闘病中の方々、緊急事態宣言に伴う活動自粛により経済面での損失がある方々にお見舞い申し上げるとともに、医療やインフラ、物流の現場で働かれている方々に心より感謝申し上げます。

私たち科博SCAは科学と社会をよりよくつなぐ"サイエンスコミュニケーション"について訓練を受けた者の集まりです。この状況下でも専門家の発する情報を社会に繋ごうと会員が活動しています。このページではそんな会員たちを紹介していきます。

杉山啓:note
https://note.com/k_sgym1116/n/nb54f244141cd

黒ラブ教授:Twitter
https://twitter.com/kurorabukyouzyu

国際感染症センター×日本科学未来館:
ニコニコ生放送「わかんないよね新型コロナ だからプロにきいてみよう」https://www.miraikan.jst.go.jp/info/2003310925716.html
(一部の日本科学未来館サイエンスコミュニケーターが科博SCA会員)

新型肺炎サイコムフォーラム
https://covid19sci.com/
(一部のメンバーに科博SCA会員)


また、休校によって学校教育から離れてしまった子供向けのコンテンツも発信している会員もいます。

ふなばし三番瀬環境学習館:Twitter #春の自由研究2020
https://twitter.com/sambanze

ゆきてぃ:あつ森版!国立科学博物館フロアマップ
https://note.com/cheshireyukitty/n/n76163764b88f

Üdai:
YouTubeでの宇宙トークチャンネル(リーダーとして運営)
https://www.youtube.com/channel/UC_g3EwRH5ecgQgN4WSQlGAw
アストロバイオロジーに関するオンライン講演会(運営メンバーとして参画)
https://www.youtube.com/channel/UCND5Li_r18gXb-sab8AojKw

(他、随時更新予定)


情報があふれるこの世の中、自分が何ができるか、何をすべきか、何をやらないかを判断をするのはとても難しいことです。
サイエンスコミュニケーターが発する情報が、少しでもその助けになればいいなと思います。


科博SCA代表 水川薫子


【イベント紹介】サイエンスを活かす・深めるための ワークショップデザイン入門

2020年3月28日(土)開催 開催延期いたします

サイエンスを活かす・深めるための

ワークショップデザイン入門



新型コロナウイルス感染拡大の情勢に鑑み、開催を延期いたします。延期後の開催日時は、決定し次第、本ブログにてご案内いたします。

「研究部門と営業部門とで協力して、新しいアイデアを生み出したい」

「伝えるだけの授業ではなく、生徒たちの主体的な学びの場をつくりたい」

「遺伝子組換えや環境問題など、利害や倫理観が対立する科学の課題について対話する場をつくりたい」


決められたことを行い、予想された成果を出すことが求められていたのは、過去の話。

いま私たちは、答えの見えない課題に向き合い、個々の力を合わせて、新しいアイデアを生み出すことが求められています。


メンバーの力を最大限活かして、学びを深め、課題の解決を目指すのが「ワークショップ」です。

ですが、ワークショップは、いざ実践してみようとするととてもハードルが高いもの。

特にサイエンスに関するワークショップともなると、なかなか情報が得られません。

そこで私たちは、サイエンスの文脈に特化したワークショップデザインの入門講義を企画しました。講師には、東京大学発ベンチャーで、ワークショップデザインを専門に行っているミミクリデザインの方をお招きします。


事前知識は必要ありません。何かを変えたい!と思っている方の参加をお待ちしています。


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サイエンスを活かす・深めるための

ワークショップデザイン入門


日時:2020年3月28日(土)13:00-17:00 (開場12:30)

場所:国立科学博物館 日本館4階 大会議室


対象:学生、社会人


講師:ミミクリデザイン Director/Learning Designer 田幡祐斤(たばた まさのり) 様

ミミクリデザイン HP https://mimicrydesign.co.jp/


定員:30名

応募者多数の場合は抽選となります。抽選の結果は3月14日までにお申し込み時のアドレスへご連絡します。


参加費:学生500円 一般1,000円

 ※別途、国立科学博物館への入館料が必要です。


申込み:以下の応募フォームにてお申し込みください(申込み締切:3月6日)

応募フォーム

※本フォームにご記入いただいた方には、決定した開催日時をメールにてご連絡いたします。参加をご希望される場合は、ぜひ、メールアドレスのご登録をお願いいたします。

※入力いただきました情報は、本イベントに関するご連絡にのみ使用いたします。


問合せ先: sciencewd@kahaku.sc


主催:国立科学博物館サイエンスコミュニケータ・アソシエーション(科博SCA) サイエンス・ファシリテーション分科会


共催:国立科学博物館

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